
2027年後半のフルマラソンでの「サブ4(4時間切り)」達成に向け、日々トレーニングを積み重ねています。
フルマラソンでサブ4を達成するためには、ただ一定のペースで長く走るだけでなく、レース終盤の「30kmの壁」を突破するための強固なスタミナと精神力が必要です。特に後半の失速を防ぐ練習として非常に効果的なのが、じっくり有酸素ベースを作るLSD(Long Slow Distance)に、徐々にペースを上げていく要素を掛け合わせた「ビルドアップLSD走」です。
今回は、レース後半の粘り強さと理想的なフォームの維持を目的として実施した「70分 レースペースビルドアップLSD走」をレポートします!実際のウェアラブルデバイスのログ(走行距離・ペース・心拍数・ピッチ)を詳しく分析しながら、サブ4達成に向けたトレーニングの効果と手応えを詳しく解説します。
当記事はGoogle Pixel Watch 4及びGoogleHealthアプリのコーチングを活用して計測、プランを立てています。
1. 本日のトレーニング目的と狙い
今回の「70分 レースペースビルドアップLSD走」における主な狙いは以下の3点です。
・有酸素持久力とスタミナの強化(LSD効果): 70分間止まらず動き続けることで毛細血管を発達させ、脂肪燃焼効率の高い身体を作る。
・レース後半の粘り向上(ビルドアップ効果): 疲労が蓄積してくる後半にかけて徐々にペースを上げ、レース終盤の失速を防ぐ脚力と粘りを養う。
・高ピッチによるフォームの安定: 長時間を走ってもピッチを落とさず、膝や関節への着地衝撃を抑えた効率的なフォームを維持する。
本日のコンディションスコアは「66(良好)」。コンディションが良い状態だからこそ、前半はリラックスしてしっかり有酸素の土台を作り、後半はレース後半をイメージして気持ちよくペースを上げていく計画でスタートしました。
2. 本日のランニングデータ一覧
今朝のウェアラブルデバイスによる実際の走行データです。
・日付: 2026年11月8日(日)
・走行メニュー: 70分 レースペースビルドアップLSD走
・走行距離: 10.34 km
・アクティブ時間: 1時間10分00秒(70分)
・平均ペース: キロ6分48秒(6’48” /km)
・消費カロリー: 836 kcal
・平均心拍数: 145 bpm
・平均ピッチ: 189 spm


3. ランニングデータの詳細分析と考察
1. 距離10.34km・キロ6分48秒ペースのスタミナ負荷
70分間で10.34 kmの距離を走破しました。平均ペースはキロ6分48秒(6’48” /km)。
有酸素ベースをしっかりと構築するLSDのペース配分として非常に理想的な数値です。70分間動き続けることで筋持久力を高め、836 kcalという高いエネルギー消費を伴う質の高い足腰の土台作りができました。前半は無理のないペースで足を温め、後半に向けてスムーズにペースを引き上げる土台が整っていたことが伺えます。
2. 平均心拍数 145 bpmの優れたコントロール性能
ビルドアップ要素を取り入れた70分走でありながら、平均心拍数は145 bpmと非常に安定したゾーンをキープできました。
心拍数を145 bpm前後にコントロールできていることは、心肺に過度なオーバーロード(過負荷)をかけることなく、最も効率的に有酸素運動の能力(ミトコンドリアの活性化や毛細血管の発達)を高められている証拠です。後半にペースを上げても心拍が跳ね上がらず、有酸素エリアにとどまっていたのは大きな収穫です。
3. 平均ピッチ 189 spmがもたらす圧倒的な効率的フォーム
今回の走行データの中で特に素晴らしい成果となったのが、平均ピッチ 189 spmという高い回転数です。
一般的にランニングでは、ピッチを180 spm以上に保つことで接地時間が短くなり、ブレーキのない推進力が得られるとされています。70分間のロングランにおいて189 spmという高いピッチを維持できたことで、膝や足首への着地衝撃を最小限に抑えつつ、後半疲労が出てきてからもフォームを崩さずに走り抜くことができました。
4. なぜ「ビルドアップLSD走」がサブ4達成に不可欠なのか?
フルマラソンでサブ4(4時間切り)を達成するためには、平均してキロ5分40秒のペースを42.195kmにわたって維持する必要があります。
しかし、多くのランナーが直面するのが「30km以降の急激なペースダウン」です。最初から一定のスピードで押し切る練習だけでは、疲れ切った脚でさらにペースを維持・引き上げる感覚を養うことができません。
今回のような「ビルドアップLSD走」を取り入れることで、以下の大きなメリットが得られます。
1. 「疲れのピーク」で脚を動かす耐性: 疲労が溜まった後半にペースを上げることで、終盤に粘れるタフな筋繊維を刺激する。
2. メンタル面の苦手意識克服: 走りの後半に「まだ上げられる」というポジティブな成功体験を脳に記憶させる。
3. レースペースへのスムーズな移行: LSDで培った有酸素能力を、より速いレースペース(キロ5分40秒)へ繋げる架け橋になる。
5. まとめと次回のトレーニング方針
今日の「70分 レースペースビルドアップLSD走」は、距離・時間・心拍管理・ピッチのすべてにおいて非常に実りの多いトレーニングとなりました。
・ビルドアップ&スタミナ: 10.34km(70分・キロ6分48秒)を完走し、レース後半の粘り強さを強化
・心拍コントロール: 平均145 bpmの有酸素ゾーン内でペース変化に対応
・フォームの安定: 平均ピッチ189 spmの高い回転数を維持し着地衝撃を軽減
サブ4という大きな目標に向け、こうした質の高い1走を着実に積み重ねていきます。フルマラソン後半の失速に悩んでいる方や、ロングランに変化をつけたいランナーの皆さんも、ぜひ普段のLSDに後半のビルドアップ要素を取り入れてみてください!